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色々あった長男の一年でしたが・・・ [学校]

長男にとっては中々激動の1年間を過ごしたのではないかと思います。

去年の6月から発覚した学級崩壊が、担任の先生が交代する形に展開し、
それ以降全く正常な・・・・、
いや、むしろ普通以上の落ち着きのある学級へと生まれ変わり、
その1年間が明日、終業を迎えます。

先日の学年懇談会に妻が出席してきて、校長先生とも話をしてきました。

結局のところ、今の教員の質的、数的配置の中では、ある程度の学級の崩壊は止むを得ない
(少々言い過ぎかも知れませんが)という事の様です。

もちろん、息子の学校にもすばらしい先生方もいらっしゃいます。

一方で、新任で充分な経験の無い中、力を発揮できずにクラスを統括できない先生や、
生徒との付き合い方を上手く行えずにクラスがまとめられなかった先生もいらっしゃいます。

親の立場からすれば、現場に出てこられる先生方には、研修なりサポートなりの形で、
充分な経験を積み、教師として子供たちを引っ張っていける力量を備えてから
教壇に立って欲しいと願うばかりですが、現実はそうもいかないという事ですね。

ただ、その校長先生のお話・・・、
「崩壊自体はもはや普通にあることで、止めることは出来ない部分もありますが、
重要な事はその状況の把握とその後のフォローなんです」
という点については、まぁ、不満もありますが納得する部分もあります。

人的配置や組織的な問題から、学級崩壊が避けられない事で、
それが現状であると言うならば、崩壊を無くそうとやっきになるのではなく、
現実を受け止めた上で、崩壊が起きた時ににどうするかを考えておくべきだと言う事ですよね。

長男のケースで言えば、途中の対応に不満もありましたが、
結果として、保護者に対し説明を行い、担任の先生を交代するという形で対応し、
その結果、学年が終わる頃には、すばらしいクラスに生まれ変われた訳です。

そして「交代させられた先生」はと言うと・・。

半年間、担任にこそ着きませんでしたが、教科の担当として低学年に付き、
サークル活動の顧問として、高学年と共に活動を続けて来ました。

先日学校でお会いしましたが、低学年の子供たちには中々人気があるようで、
子供たちと楽しそうに話している姿が印象的でした。

おそらく4月からは担任として復帰される事と思います。

つまり、結果としてはまぁ、落ち着くところに落ち着いてるという事です。

何か、こう書いていると
「ウチの子の学校は大丈夫だよ!」と言っているように見えるかもしれませんね。

でも実は、常に「綱渡り」的な状況の中にあるのだと思います。
幸いにして「最後の藁」を乗せてしまう前に対処できただけの話ですよね。

次も上手く行くとは限りませんから・・・。

丁度この3月で校長先生が移動されるので、この4月以降はどのような体制になるのか?

毎年のように起きている学級崩壊が
来年度はどの学年、どのクラスで、どのような状態で起きるのか?

結局のところ、「親」を続ける限りは、少なくともまぁ、あと10年間ほどは、
毎年毎年こんな風に、不安要素を抱えながら、新学期を迎えなければならないと言う事ですね。

去年の事では、また一つ勉強になりましたよ・・。

お蔭様で、何となく腰をすえて見ることが出来る部分も出てきましたしね。

いよいよ高学年の中核を担う5年生になる長男の新しい1年間を、
去年の経験を踏まえつつ、見守って行きたいと思っています。

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