横滑り論に関する追記:高知白バイ事件 [高知白バイ事件]
しばらく仕事が忙しかったこともあり、少々旬をはずしてしまいましたが、
高知白バイ事件の中の県警の記者会見に関する追記です。
この事故に関連して、高知県警に対し、多くの批判が寄せられたことにより、
高知県警が緊急記者会見を行ったという事です。
この内容に関する記事はこちらです↓
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/43822516.html
この会見の中で、
被告側が独自に行ったバスの走行実験で「1メートルのスリップ痕はつかない」との結果にも言及。
「実際のバスは白バイを巻き込み走行をしており、状況が違う」 と反論した。
9月6日:高知新聞朝刊
という言い回しがあり、これが「横滑り論」的なにおいを感じられたので、先日記事として、
「横滑り論」の私の考え方をまとめてみた訳です。
そこで言い忘れていた重要な点がありました。
横滑り論のバスの動きを、計算により検証しているサイト↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/351012/blog/p4/
ここで、計算により検証していることは、バスが白バイの衝突により「横滑り」を起こし、特定の条件下においては、バスの前輪が不可思議な軌跡を描いて移動する可能性がある・・・ということが、検討されています。
その計算と作図シミュレーションの内容には脱帽いたします。
ここでシミュレートされた動きが「横滑り」であり、
警察の会見にあった「巻き込み走行をしており」の部分が、この「横滑り」を意識したものであったとすれば・・・・・・。
大変面白い話なのですがねぇ・・・・。
なぜならば・・・・
この「横滑りシミュレーション」は、白バイの「衝突時の速度」が少なくとも100km/hrであるとして計算されているからです。
言い換えれば、100km/hr以下では、ここでシミュレートされた動きは起こり得ないという事です。
まして、「60km/hrで走行してきた」状態で、衝突時の速度が「28km/hr~54km/hrの速度」(第五回公判:技官証言より)↓
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/3835260.html
であったとすれば、「横滑り論」のシミュレーションには当てはまらず、ここで検証しているようなバス前輪の動きは起こりえない事になります。
つまり、「白バイは60km/hrで走行」を採るか、
「複合的な力が働いた結果としてバスが横滑りを起こし、その結果バスの前輪が描いた軌跡がスリップ痕として残った」と言う見解を採るか・・・・
これは二つに一つであり、両立することはありえないのです。
前者の前提を崩さない限り、バスの横滑りは起こりえません。
そして後者の見解を採った時、白バイは100km/hrオーバーでバスと衝突したことを認める事になります。
さぁ・・・・どうする??????
高知白バイ事件の中の県警の記者会見に関する追記です。
この事故に関連して、高知県警に対し、多くの批判が寄せられたことにより、
高知県警が緊急記者会見を行ったという事です。
この内容に関する記事はこちらです↓
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/43822516.html
この会見の中で、
被告側が独自に行ったバスの走行実験で「1メートルのスリップ痕はつかない」との結果にも言及。
「実際のバスは白バイを巻き込み走行をしており、状況が違う」 と反論した。
9月6日:高知新聞朝刊
という言い回しがあり、これが「横滑り論」的なにおいを感じられたので、先日記事として、
「横滑り論」の私の考え方をまとめてみた訳です。
そこで言い忘れていた重要な点がありました。
横滑り論のバスの動きを、計算により検証しているサイト↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/351012/blog/p4/
ここで、計算により検証していることは、バスが白バイの衝突により「横滑り」を起こし、特定の条件下においては、バスの前輪が不可思議な軌跡を描いて移動する可能性がある・・・ということが、検討されています。
その計算と作図シミュレーションの内容には脱帽いたします。
ここでシミュレートされた動きが「横滑り」であり、
警察の会見にあった「巻き込み走行をしており」の部分が、この「横滑り」を意識したものであったとすれば・・・・・・。
大変面白い話なのですがねぇ・・・・。
なぜならば・・・・
この「横滑りシミュレーション」は、白バイの「衝突時の速度」が少なくとも100km/hrであるとして計算されているからです。
言い換えれば、100km/hr以下では、ここでシミュレートされた動きは起こり得ないという事です。
まして、「60km/hrで走行してきた」状態で、衝突時の速度が「28km/hr~54km/hrの速度」(第五回公判:技官証言より)↓
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/3835260.html
であったとすれば、「横滑り論」のシミュレーションには当てはまらず、ここで検証しているようなバス前輪の動きは起こりえない事になります。
つまり、「白バイは60km/hrで走行」を採るか、
「複合的な力が働いた結果としてバスが横滑りを起こし、その結果バスの前輪が描いた軌跡がスリップ痕として残った」と言う見解を採るか・・・・
これは二つに一つであり、両立することはありえないのです。
前者の前提を崩さない限り、バスの横滑りは起こりえません。
そして後者の見解を採った時、白バイは100km/hrオーバーでバスと衝突したことを認める事になります。
さぁ・・・・どうする??????
ですね。
問題は如何にこの矛盾を世の人に知ってもらうか?
なんです。
整理がついていません。
ところで 内緒のコメントはできないのでしょうか
by lm737 (2008-09-20 01:05)
lm737様
ページの左上の方に「メッセージを送る」というボタンがあると思います。
これを使えば直接私にメッセージを頂くことが出来ます。
それに対する返信も、私信で出来ますので、それでいかがでしょうか?
by あびすけ2号 (2008-09-20 02:34)