SSブログ

輪番停電から輪番休業へ [その他]

東京でソメイヨシノが開花を迎え、いよいよ季節が春めいてきています。

なんとなく気持ちが晴れてこない中、少しでも気持ちが豊かになるのを感じています。

この陽気のおかげで、当面の計画停電(輪番停電)は終息に向かいそうですが・・・。

すべての人がご存じのように、夏場はそうは行きません。

この半月よりも大幅な供給不足の実情が見えている状況です。

幸い、2.5カ月の準備期間があります。

企業としての検討も始まっています。

銀行に引き続き、今日はデパート業界でも、連携を取りながらの「輪番休業」の検討が始まりました。

これは、夏の電力消費ピーク時の対策としては、企業活動にも手を加えなければならないという事を意味しています。

私も、個人として、また、企業の中にいる立場として、この2.5カ月に、どんな準備が出来るのかを考えていこうと思っています。

それにしても、ぬぐえない大きな疑問があります。

なぜTV局は「輪番休業」をするという話が出ないのでしょうか????

平日の日中、消費電力がピークとなる時間帯に、TV放送が1局分、順番に休業しても、社会全体に大きな影響が出るとは考えにくいのですが・・・。

TV局とそれにかかわる施設類では、相当大きな電力を使っているのではないかと思うのは私だけでは無いはずです?


ワガママはセリーグだけにして欲しいものです。


ボランティアや救援に関すること [その他]

今回の東日本大震災について、首都圏で生活している私も、日々色々な事に思いを巡らせています。

特に今、意識している事は

「何か出来ることはないのか?」

ということです。

今のところの私の考えとしては、

・本当に必要なもの以外は買わない
・あわてない、騒がない
・超節電モードを心がける
・ただし、健康には気をつけて元気に生活を続ける

健全な日常を送れる環境にある者としては、日本の経済に役に立つように、日々働き続ける事しかない様に思います。

こうした事が、間接的に少しでも多くの物資を被災地に送り届ける事の支援につながると考えています。

そんな中、こんな記事を目にしました。

阪神大震災での体験談を紹介した記事です。

http://chodo.posterous.com/45938410
「被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~」

と題名の付いたエントリーには、当時高校3年生で、震災ボランティアに向う前後の体験談が記されています。

私も非常に感銘を受け、こちらで紹介させていただくこととしましたが、大切なことは、一時の感情で動く事にとらわれず、その時思った気持ちを大切に、持ち続ける事ではないかと思います。

こうした事には正解がないのが世の常だと思います。

若い人たちにも、是非この記事を読んでもらい、そしてそれぞれの自分の考えを持ってもらいたいと思っています。

2011/3/18追記

上記リンク先は3/23で閉鎖されることとなりました。
あまりに多くの反響があり、一部コメントに記事作成者の趣旨に反する「誤解」に基づいたものが散見され、その事が結果として今回の震災のボランティア活動などに悪い影響を与えかねない事を懸念したものという事です。

こうした事は、リンクを張って拡散した私たちにも責任の一端がある物と思いますが、色々な事を考えさせる「良い材料(文章)」が、このような形で存在を隠さなければならない事は非常に残念な事であると思います。

記事作成者の意思によれば、コピーにより所有する事は問題ないとのことなので、私は個人的に記事をコピーし、フェイスtoフェイスで話が出来る場に限り、機会を見て紹介することとしたいと思います。


今できること・・・ [その他]

ソネットポイントによる「東北地方太平洋沖地震義援金」実施のお知らせ


いつもSo-netブログをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたびSo-netでは「東北地方太平洋沖地震義援金」として、ソネットポイントによる被災者支援のための義援金受付を開始いたしました。

「東北地方太平洋沖地震義援金」の詳細な内容やお申し込み、またご自身の所有ポイント数は以下よりご確認いただけます。

「東北地方太平洋沖地震義援金」詳細とお申し込みはこちら

ソネットポイントをお持ちの方は、ぜひともご協力をいただけますようお願い申し上げます。


■3月15日追記:リンク画像を更新しました


今すぐ出来ること。

きっと役に立つこと。

心からの応援と祈りを込めて。

頑張れ東北!!

不審な点を整理してみる:その2 [高知白バイ事件]

前回に引き続き「その2」です。

2:判決文で認定している事故形態と、警察提出の事故解析資料が矛盾している

先のエントリーで揚げた点なんてまだ良い方ですよね。

ともあれ裁判で係争関係にあった原告側と被告側の、調書と証言の食い違いと言う、対立してしかるべき相手同士の見解の相違なのですから・・・。

ところが今日のエントリーでは???

原告側が提出した事故解析資料と、裁判所が認定している事故形態が矛盾しているという点についてです。

ええ・・・被告側は関係ないんです。

まったく、全然、被告は関係なく、原告資料と判決文の間の矛盾なんですね・・。

さて、以前私はこんな記事を書きました。↓
http://hachiman-kumori.blog.so-net.ne.jp/2009-07-23

その中で、事故検分調書によると、衝突地点は、下図X地点。
その時の白バイは、バスの右側から突っ込む形で記してあります。
見分図面_X.jpg

そして、それ以後、科捜研の資料によると、下図のように・・・。

科捜研が示している、白バイの「最大押し込み位置」がこの位置関係な訳です。

バスと白バイ004.jpg
この時、白バイのハンドルは、バスの右側に位置していますね。

そして、科捜研の資料では、これ以上、白バイは左側(バスに食い込む方向)には動かず、バス進行方向に引きずられるようにして移動している事になっています。

これが、元某交通部長曰く「一体となって動いた・・」というヤツですね。

さて、しかしながら、某裁判官はバスの正面のくぼみは「白バイのハンドルのグリップにより付けられた」との見解を示しています。

警察は少なくともそんな資料は出していないのですがね。

そりゃそうでしょう。

某裁判官の言葉を図にしてしまえば、
事故後配置図04-2.jpg

こうなってしまうのですから・・。

まぁ、それならそれで、いいと思うのですが、仮に上図の様な事故形態だったとすれば・・・・。

白バイは、バス前方に跳ね飛ばされる訳ですから、「一体と・・・」はならないですよね。

元某交通部長さん・・・・。

裁判官に否定されてますけど・・・・・・。


逆にいえば「一体となって移動した」という形を主張するという事は、裁判で認定された事故形態を否定する事にもなる訳です。

なんてこったい・・・・・・・・。


不審な点を整理してみる:その1 [高知白バイ事件]

またまたご無沙汰していました・・・。

前回以降特に新しい資料は作成出来ていませんので、今日は全般的な整理の意味で、この事故→事件の流れの中で、私が不審に思っている点などを整理してみたいと思います。

1:供述書と本人の証言が一致していない。

バス運転手さんの供述調書は、高知地検が作成した検面調書と、土佐署が作成した員面調書の2つがあるという事です。

高知地検による検面調書は、2006年11月6日、すなわち事故発生の8カ月後に行われています。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-229.html

また、事故翌日の2006年3月4日に土佐署で作成されたものはこちらである・・と言う事なのですが・・・。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-234.html

まず、この3月4日作成の調書とされるものが、本人の記憶とまったく異なっているという事です。

そのあたりの事は、こちらの記事に詳しく書かれていますが、↓ともあれ、本人はこの調書に署名捺印した事を「身に覚えが無い」と言っている訳です。
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-237.html

つまり、警察(検察)と運転手さんのどちらかが嘘をついているという事になります。

11月6日の調書については、どうやら「その時初めてブレーキ痕があるのを知らされた」と言っている事。
また、「署名をしなければ帰してもらえないと思った」と言っている事などから、これは双方の見解は一致しているものと考えてよさそうです。

さて、3月4日の調書が嘘であったとすれば・・・・。

運転手さんの話によれば、当日警察で話していた事は、歩道での一時停止後、発信するときに右側をよく確認したかしなかったか・・という段階での話に終始していた様子です。↓
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/blog-entry-233.html

ですので、この調書は偽物で、土佐署は「公文書(?有印私文書?かな?)を偽造した」・・と言う事になります。


そして、3月4日の調書が正しかったとすると・・・・・・。

運転手さんは事故翌日には、ブレーキ痕の存在と、現在裁判で確定している事故形態を認識していた事になります。
11月6日の調書に署名をさせられて、その後すぐに弁護士さん(知人?)に相談したことから考えれば、仮に3月4日の時点で、この調書を見せられていたとすれば、その翌日、3月5日辺りには、運転手さんは弁護士さんに相談を求めるなどの行動を起こしていなければおかしいですよね。

それなのに、何故か8カ月間も、何もせずに、ただ、「待っていた」という事になります。

何を??

検察の準備を・・でしょうかね・・??

オカシイですよね・・・・・・。


そもそも、事故形態の認識について争うのであれば、まずは事故車両や現場の保存や調査、証言などの資料収集は必須の事だと思います。

事実、11月の調書を取られてから、運転手さんは、弁護士さんと共にそうした動きを開始している訳です。

ですが、この3月から11月という8カ月の間に、人々の記憶は風化し、事故現場、事故車両などの、事故の手掛かりとなるはずの証拠は保存されずに修理され、言って見れば、すべての証拠は「消えてなくなってしまった」わけです。

そして、一方検察側には・・・・・起訴から公判の維持に向けて、十分な準備をする時間があった・・・と言う事です。

さて、どちらの嘘であったかは、いずれも証明する事は出来ません。

なぜなら、いずれも当事者同士の見解のみしかなく、それを証明する物的証拠や第三者の証言等は存在しない訳ですから・・・。

ちなみにこの場合「員面調書」は証拠にはなりません。

なぜなら「疑いをもたれている文書そのもの」なのですから。

また、「警察が作成したという事実」も、その文書の正確さを担保する物ではありません。

さらに言うなら、本件裁判で証拠として認められているという事実も、その文書の正確さを決して担保するものではありません。

調書を捏造していた事件で刑が確定していた事例は他にもありますので・・・。

ただ、裁判ではその正当性を認識され、結果、運転手さんが懲役1年4月の刑に服したという事は事実です。

そして、刑期を終えた現時点においても、運転手さんはご自身の意見、「3月4日の員面調書は見た事が無い」という点は変えていない訳です。



さて・・・嘘をついているのはどっちだ????

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。